続き→ 共産主義の野望を打ち砕く ・・・・
中米諸国にドミノ式共産化の危機
レーガン政権を強力に支持
アメリカ屈指の三大日刊紙の一つに成長
一九八八年にアメリカのAP通信社が、全米の二千社近い日刊紙の調査をしたことがあった。
その結果、驚いたことにワシントンタイムズがアメリカで最も多く他の新聞に引用された三犬新聞の一つであることが判明した。
1位がニューヨークタイムズ、2位はワシントンポストであった。
引用回数の多寡はその新聞の影響力を表す。
これはワシントンータイムズ創刊五年目の快挙であった。
この調査によって、ワシントンータイムズはアメリカの最も影響力ある三人新聞の一つに数えられるようになった。
ホワイトハウス(米大統領官邸)には、出入りの記者団が米国内からは勿論、世界各国から集まってきている。
ホワイトハウスの出入り記者団がひしめき合う中に、いわゆる「インナー・サークル(inner cirde)」 (大統領に最も近いジャーナリスト集団)と呼ばれるものがある。
このインナー・サークルは六大新聞によって形成され、ワシントンータイムズもその一つである。
他の五紙は、
ニューヨークータイムズ
ワシントンーポスト
ウォールーストリートージャーナル
ロサンゼルス・タイムズ
USAトゥデー
である。
USAトゥデフを除けばいずれも百年以上の歴史を待ち、百万部以上の販売部数を
誇っでいる(ポストは八十万部前後)。
USAトゥデーは、ワシントンータイムズと時を同じくして生まれたアメリカ唯一の全国紙である。
アメリカの新聞王の一人、アラン・ニューハース氏の発想によって誕生したこの新聞は、全国各地で印判され、一日に数百万部が出る日刊紙であり、思想と哲学を持たない完全な透明徴というのが大方の評価であろう。
忙しいビジネスマンや、特に旅行者たちにその日のニュースを知らせるだけである。
その別名が「アメリカのマクドナルド新聞」である。
中略
ソ連の国営放送の特派員たちは、わが本社社屋の前に立って
「ここはアメリカ合衆国の、かの悪名高きワシントンータイムズ本社です」
と切り出してニュースを報道する。
共産国家で威心名々が高いならば、それは彼らが最も恐れる白由の闘士だということである。